思考の先を見にいこう

思考をフル回転させよう!きっと上手くいく!

PAC思考。

Aopapaです。

 

突然ですが、競馬は好きですか?

今年は競馬が調子がいい。思考が変わったからかもしれない。楽しむ!という気持ちもあるが、実際はお金を稼ぐためにやっているから資金管理、分析、回収率、的中率、期待値などをまず考えてやっているので、そんなにギャンブルの楽しさはない。利益が結構出たら端数で楽しむことはあるが、、、負ける。今日は勝ち逃げだ。気分良くブログが書ける。で、

今回の思考法は「俺が競馬楽しめるから、きっと妻も楽しめるはずだ」

みたいなことを論理的に考える方法。

 

PAC思考という考え方。簡単に言うと

前提と仮定を疑い、思考の制度を高める

P 前提
A 仮定
C 結論

この三つに注目して結論の妥当性をチェックすることで、思考の制度を高める思考法。以前書いた批判的思考を行うための具体的な考え方の一つ。
理論的な主張は、結論と前提が正しく結びついているものでしたが、その結論と前提との間にあるのが仮定です。この思考法はその仮定の正しさを疑い、主張の妥当性を確認するもの。前提や仮定を疑った時に、その疑念を払拭できなければ、仮定の立て方や結論を考え直さないといけない。問題の分析力を高められ、自分が考えた論理が正しいかどうか、相手の出している結論の背景に何があるのか?を考えられ、建設的な議論ができるなどのメリットがある。

主張(起案者の仮説)
これまで地域紙への広告出稿によって売上増を実現してきた。地域性の高い商品はエリア特化の媒体での広告効果が高い。だから次回の新商品の販促でも地域紙に広告を出す。

PACによって紐解く

P
これまで地域紙への広告出稿によって売り上げ増を実現してきた→本当にそうか?
A
地域性の高い商品はエリア特化の媒体での広告効果が高い。→本当にそうか?
C
だから次回の新商品も地域紙に広告を出す。

考え方として
テーマをPACに沿って分解する。
この思考で検証したいテーマ(主張)を設定する。上記では新商品の販促の方向性における、現状の仮説を主張として設定している。設定したP、A、Cに分解する。

仮定の正しさを確かめる。
PACに分解できたら、まず仮定に注目して、その正しさを検証するための問いを投げかける。上記ではA地域性の高い商品はエリア特化の媒体での広告効果が高い、という仮定は本当に正しいかを考える。時代の変化などから地域紙の読者の減少でこの仮定が適応できないとわかれば、結論の修正が必要になる。みたいな感じ。

前提の正しさを確かめる。
前提とした情報が間違っていることは珍しくない。完全に違うわけではないにしろ、個人の解釈によって判断材料として不適切な場合などもある。上記では、これまで地域紙への広告出稿によって売上増を実現してきた、というのが、本当に因果関係があるのかを客観的に見直してみないといけない。もしこの主張をしている本人が地域紙の担当者と仲が良かったり、バックを貰っている、などの状況があるかもしれないからである。まぁバックはないかもしれないけど。

こんな感じで検証をしていく。ここで、仮定だったり仮説だったりと似た言葉が出てきているが、これらは
意味が違う。ここではこの思考法で検証する対象が仮説、その仮説を構成する結論と前提の間にあるのが仮定だ。この仮定を疑うことで、仮説全体の正しさを検証する。

ヒントとしては
時代の変化がもの凄く早い現代において、前提の正しさはガラリと変わるのは日常茶飯事だ。1年前に正しかったことが、今は通じないことも多々ある。活路が見いだせない時は、過去の経験から導かれた結論の仮定や前提を疑うことが大切。突破口が見えてくるかも?

 

で、冒頭の妻の件だけど

P俺は競馬が楽しい

C妻もきっと楽しめる

ここではAの仮定がない。だから仮定が論理的に説明できたらこの説は正しくなる。

俺と嫁は趣味が合う?合わない。

娘の教育方針は?合わない。

笑いのツボは?合う。

食べ物の好みは?合わない。

などなど今現状では笑いのツボしか合わないから、俺の感覚とはほぼ違うから多分妻は楽しめないだろう!という結論が出る。今回は不正解。ここで、妻に競馬を理解してもらうにはどうすればいいか?を具体的に考えるという思考に繋がる。簡単だ。もっと稼いで、このお金は競馬で稼いだ!と言えば少しは理解を示すかもしれない。まだまだ遠いな。

こんな感じで日々PACを探して思考を楽しみながら鍛えていこう!

 

ではまた。

 

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残念

負けた時のパパの心の中!

 

良かった!怒りの顔じゃなくて。若干機嫌悪くなるけどな!まだまだだ!