逆説思考。
Aopapaです。
今回の思考法は天の邪鬼の人は得意かもしれないが、気をつけよう。批判ではない。批判的思考でも伝えたけど、変な批判はいい結果に導いてくれない。ネガティブな批判はいけない。逆説と批判は別物だ。重いの逆は軽い。重いを批判すると重くない。重くないは状況によって意味が全然変わってくるものだ。あくまでも逆を考えること。
常識の逆を考えることで新たな発想の切り口を探す
水平思考をグッと凝縮したような感じかな。一般的には正しいと思われる事の逆を考えることで新しい発想の切り口を探す方法。常識や定説にとらわれない柔軟な発想を促すもので、そもそも論を問い直して真理に迫る思考みたいな感覚。
定説と言われているものは、あくまで過去を基準にしたもの。鵜呑みにせず、時代の変化の中でよりよくできないかを考えることは重要。時代の流れも今は早すぎるぐらいだからこの思考法は大切になってくるかもね。
既存のものの見方の枠組みを脱したり、相対化して物事を捉えられる点が逆説思考のメリット。思考に行き詰まった時、マンネリ化した時は既存のアイデアや前提の逆を考えると何か得られるだろうか?と考えて新しい視点がないか模索しよう。
例えば
1 → 2 → 3 → 1
1 テーマ・新しい本の形を考えたい(本といえば?)
2 定説・本といえば書店で購入してから読む
3 逆説・読み終わってから代金を支払うとしたら?
3から1に→矢印がいく時に連結するためのアイデアを考える。
連結するためのアイデア・読者が価値を判断して投げ銭方式で代金を払う
という流れでアイデアを出していく。
考え方として
まずはテーマだ。新しい視点が必要な課題をテーマに設定した方がいいだろう。上記では新たな本の形について考える。
で、定説を考える。テーマについて、まず一般的正しいとされる定説を考える。これは暗黙の前提を言語化するステップ、これまでの常識や成功体験から考えられることから書き出す。
そして逆説を考える。書き出した定説の逆を考える。まだ誰も意識してない部分や根本的なことに着目するほど、革新的なアイデアに繋がりやすくなるらしい。「〇〇なのに△△」という形式を意識すると考えやすい。上記では本屋なのに、普通は本を売るはずなのに、本を売らない。みたいな逆説的な切り口かを設定して、そこからアイデアを考える。
最後にアイデアを考える。逆説を考えて得られた視点から、テーマに活用できるアイデアを考える。このアイデアを連結させるプロセスでは、必然的にテーマの本質を考えることになるが、これが逆説思考のポイント。上記では、普通はお金を払ってから読むに対して、読み終わった後に払う。という逆を考えることで、「本とは何か」「知を共有するとはどういうことなのか」といった「そもそも論」を考え直すことができる。より深い部分から異なる見方ができないか検討してみよう。
ヒントとしては反対の意見や状況を想定してみる。逆を考える力が不可欠なので、日々の生活で逆を考える習慣をつけることもアリかも。その際に対義語に注目すると逆を考えるキッカケになる。いきなり逆を考えるのが難しい時など、キーワードの対義語を考えることで、逆の世界を想像しよう。
重い⇄軽い
ある⇄ない
必要⇄不要
動く⇄止まる などなど
アイデアが出なくなってきた時に良いかもしれない思考法。あくまでも建設的な逆説を考えないとややこしくなりそうだ。
チョコが好きだったけど逆説思考で甘い⇄塩っ辛いから出てきた逸品がふくよか餅ですけど何か?
いや、、、それはそれでいいかも知れない。