思考の先を見にいこう

思考をフル回転させよう!きっと上手くいく!

アブダクション。

Aopapaです。

 

流石に今日からは平日感が否めないな。プー太郎だからあまり関係ないけど、娘も明日から保育園。嬉しいような悲しいような。いないといないで寂しいし、いたらいたで煩わしい。もちろん大前提に可愛いはあるんだけど。しかし思考の勉強をしていたら娘の思考パターンを分析してしまう。が、まだまだ思考よりも感情で動いている。好き嫌いメインで動いている。羨ましい。でも少しづつだが考えて行動している節もある。お絵かきやオモチャのPCなど扱っている時はなかなか面白い考えをしている。子供特有の大胆な考え。今回のアブダクションとはまだまだ無縁のようだけど、まぁいいか。

 

今日のアブダクションは、演繹的と帰納的とコレで、三大推論法だ。たぶん。アブダクションとは日本語で「仮設形成」。ある事実ができた理由を説明できる仮説を考えるという思考法。

事実から仮説を形成する

最近注目を集めている思考法らしい。何でも最も論理の拡張性が高いから。らしい。理論の拡張といってもすぐに拡張できるわけじゃないから、いろんな例題で日々鍛えないといけない。

論理展開の基本形は

驚くべき事実Zに出合う

もしY(説明仮説)が真実だとすると、Zは当然のことである

よってYは真実であると考えられる

みたいな流れ。

 

具体例では
リンゴが木から落ちた。という事実に驚き

地球とリンゴが引き合っている(引力が存在する)という仮説が立つ

こんな感じでアブダクションは飛躍的な考え方をする思考法であり、まだ誰も気づいていない理論やメカニズムに迫る「発見の思考」としての魅力がある。言い過ぎみたいだが、日常ではもう少し楽に考えてみて良さそう。

考え方としては
まず驚くべき事実に出合う。何気ない現象から「ん?」を探し出す。日々「なぜ?」を考える習慣が大切。ここからじっくりやっていこう。

そして驚くべき事実を論理的に説明できる仮説を考える。この仮説を仮説説明と呼ぶらしい。検証によって磨いていく。検証は演繹的や帰納的を使って。

演繹的には説明仮説を裏付けるような他の事実を想定する。そして帰納的で想定した事実を実際に確かめ説明仮説と照らし合わせる。

アブダクションは部分的な事実から一般論を導き出すという点で帰納的と似ているが、違いは、木からリンゴが落ちるのを見て物体は落下するというのが帰納的で、物体の間には引力があるといった目に見えない因果まで考えようとするのがアブダクションだ。

アブダクション 驚くべき事実 駅前に出店した店舗店舗Aがよく売れた
仮説説明 人通りの多い立地ほど商品が売れるのではないか?

人通りの多い立地ほど商品が売れるという仮説が正しいとすると

演繹的 同じ駅前に店舗BやCを出店すると、そこでもよく売れる
ほかの駅前でも出店するとよく売れる
大学の前に出店するとそこでもよく売れる

実際試してみると

帰納的 同じ駅前に出店したBもCもよく売れた
他の駅前に出店してもよく売れた
大学の前に出店してもよく売れた

コレで仮説の強化ができる。演繹では仮説の具体化、帰納的では仮説の検証をしている。

ヒントとしては
推論は2つに分かれる。
前提の内容を分析することで部分の情報を結論として述べる「分析的推論」
部分的な事象から全体や一般論を述べる「拡張的推論」
部分的推論に演繹的。拡張的推論に帰納的、アブダクション
仮説の創出はアブダクション。具体化を演繹的。検証を帰納的。で論理を強化していこう。むずいな。まぁちょっとづつ慣れていこう。一つ一つ丁寧に何度も考えていこう。

 

ではまた。

 

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アブダクション

さぁここをこのペンで塗るから次はあのペンになる。そうすると鬼滅の刃みたいな模様になる。コレがアブダクション

 

いやいやちょっと違うな。仮説がないし、事実に驚いてないじゃん!でもそんな感じで色々挑戦だ!